
製品情報
CEW-M4
監視システム : 監視ソフト
各種センサーやマルチメーターなどの電流、電力、電力量、温湿度、他の設備状況を見える化し、省エネルギーや生産性・品質向上を実現するソフトウェアです。
製品の特長
最大20,000計測項目を監視可能
最大20,000センサーまで収容可能で、大規模なデータセンターから小規模の監視装置まで幅広くモニタリングできます。クラウド運用とオンプレミス運用どちらにも対応しており、既存環境への導入やサーバーとセットでの導入など導入方法についても柔軟にご要望にお応えします。ネットワーク構築からもお手伝い可能です。また弊社の監視機器(PALシリーズ、iDC-SVSシリーズ)はもとより、Modbus対応の他社の機器も接続可能です。
設定変更にかかるコストを削減できます
本製品は、実際にデータセンターを運営されているお客様のご意見を基に開発された監視サーバーです。管理者様による運用しやすさに着目し、CSVファイルによる一括登録など、大量にあるセンサーを効率よく管理できる機能を持たせています。ほとんどの設定は運用管理者様自身でできるため、ベンダーによる設定変更にコストがかかりません。
導入後のアフターケアも承ります
保守についてはスポット契約や定期保守など、お客様の監視品質やご予算に合わせたサポートを準備させていただいております。またCEW-M4は監視に必要な多くの機能を標準で搭載しておりますが、お客様独自のカスタマイズや機能追加も承っております(別途料金)。
運用
複数拠点や複数サイトを管理できます
複数拠点や複数サイトを拠点・サイト毎に表示し、設備をグループ管理することにより、設備状況を見える化します。


最短1分毎に計測可能なので詳細に設備を管理できます
最短1分で各センサーの計測値をログ保存するため、詳細に設備状況が把握できます。CSV形式のログやグラフで状況を見ることができ、問題点を見逃しません。
上限3段、下限3段のアラームでピーク制御を支援
上限3段、下限3段という豊富な閾値設定が可能で、警報発生時にはWeb画面での警報表示はもちろん警報メールも送信されます。監視したい過電流や温度の異常上昇等の設備の異常事態を逃しません。大量な閾値設定もCSV形式ファイルで一括設定可能です。
四則演算可能な仮想センサーでPUE算出も可能
センサー群内の最大最小計測値取得や四則演算に対応できる仮想センサーがあるため、フロアの計測値の合計等を容易に算出可能です。また、計算を駆使すれば建物のPUEの算出も可能です。

計測値をグラフで比較、問題点や改善を見える化
同じポイントの異なる時刻、違うポイントの同じ時刻など、複数の計測値をグラフ上で比較できるため、問題発生時の原因究明や無駄の把握、改善効果が見えてきます。

設定はCSV形式で一括設定、計測値もCSV形式でダウンロード
CSV形式ファイルのダウンロードや表計算ソフトの編集・アップロードで、面倒な設定をほぼ完結できます。計測値もCSV形式のため扱いが容易で、表計算ソフトで詳細な解析が可能です。

現場の異常を素早くメール送信
センサーリンクダウンや閾値を逸脱した場合に警報がメールで送信されます。管理者は素早く容易に設備の異常を把握できます。

主な機能
構成管理
小さいサイトを最大20サイト管理できます。また、分電盤、ラック、ユーザーなど自由なカテゴリでグループ化ができます。
情報登録
ユーザー情報、回路情報、ラックのセンサー割り当て等は、CSV形式ファイルによるインポート/エクスポート機能により一括登録が可能です。
アクセス制御
最大20名の管理者・監視者権限画面の他、ラックイメージで計測値を把握できる最大600名のエンドユーザー様用サイトを利用可能です。
・管理者は本システム全体を設定・監視でき、すべての操作を実行できます。
・監視者は本システム全体を監視できますが、設定はできません。
・エンドユーザーは借用しているラックの状況、警報履歴および計測値を取得できます。
閾値監視
・上限アラーム3段階/下限アラーム3段階のアラームを設定でき、アラーム閾値を超えた場合にWeb画面やメール通知で確認できます。
・仮想センサーも物理センサー同様に閾値監視/容量管理が可能です。
・ユーザーアカウント毎に最大5つのメールアドレスへ警報メールを送信できます。
・管理者には警報メールが送信されます。(Windowsクライアント用ツールも別途ご用意しております。)
・小さいサイトを最大20サイト管理できます。また、分電盤、ラック、ユーザーなど自由なカテゴリでグループ化ができます。
バックアップ
毎日指定した時刻(標準では午前3時)に自動的にバックアップします。
データ管理
管理画面でのグラフ表示やCSV形式ダウンロードは標準で12ヶ月間保存されます。NAS(ネットワークHDD等)を準備していただければ、計測値は12ヶ月以上監視サーバーが稼働している間保存し続けます。
データ補完
監視サーバーの故障やネットワークが停止した場合も、最大48時間中継装置に計測データが蓄積され、回復後に保管されます。(ただし、SVS4中継装置の場合に限る)
グラフ機能
マウス操作で簡単に任意の期間を指定して表示できます。異なる時刻の計測値をグラフ上で比較できるため、改善効果の把握に役立ちます。
英語対応
ユーザーごとに言語を設定でき、Web画面および警報メールを日本語・英語切替で表示送信します。
※本製品は、付属品を含め改良のため予告なく製品の全部または一部を変更することがありますのであらかじめご了承ください。
仕様
遠隔監視システム (CEW-M4)
機能概要 |
計測表示機能 警報一覧表示機能 マップ表示機能 単独グラフ、比較グラフ表示機能 仮想センサー機能 閾値設定機能(上限3段階、下限3段階) 計測ログ(統計データ)CSV出力機能 警報メール送信機能 小規模サイト毎管理機能 3レベルユーザー管理機能(管理者、監視者、一般者) 英語表示可能 |
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計測種別 | 電流、電力量、温度、湿度 |
Modbus機器 | 各種センサー機器、マルチメーター |
計測データ収集周期 | 1分、3分、5分等に設定可能 |
ModbusGW | 最大接続数 : 200台 |
中継装置 |
最大接続数 : 200台(ただし、計測センサー最大項目数以内に限る) |
計測センサー最大項目数 | 20,000 計測項目 |
インターフェース | Ethernet,COMポート |
入力プロトコル | Modbus / TCP、Modbus / RTU、独自 |
出力プロトコル |
SNMP |
推奨監視サーバー動作環境 |
Server OS : Windows Server 2012 R2 Server OS : Windows Server 2016 |
Webクライアント |
Internet Explorer 11以上, Microsoft Edge, Mozilla Firefox, Google Chrome |